ミニチュア・アニマルブームを起こそう!

たまに車を運転していると、牛や馬、豚を輸送する車に出会う。普段よく食べるこれらの動物であるが、(馬はそんなに食わないか、、でも馬刺しはうまい!)まじまじと見てみると実にカワイイ。特に豚などは愛敬があっていい。あのおばちゃんのような尻は、叩いて良し、蹴って良し。という安心感があり、癒される。
話しは少し変わるが、犬もカワイイ。街や住宅街を歩いていても、良く犬を散歩に連れている姿をみかける。本当にペットとして人気があるんだなあ、と思う。
ふと気付いたのだが、犬にも流行りがあるように思える。カワイイなあ、と思うようになったのはごく最近だからハッキリとは言えないが、ふた昔前はポメラニアンみたいないかにもカワイイやつ、ひと昔前はミニチュアダックス、最近はパグみたいな愛敬のあるやつに移行しているように思える。(く〜ちゃんみたいな犬はなんて種類かね?あれは流行っているのかなあ?)
まあ、それはいいとして、じゃあ次は何が流行るんだと考えてみた。が、犬の種類を知らないので、思い浮かばない。するとふと「豚を飼いたい!」と思ったのだ。
爬虫類などもペットになっているのに、豚や牛がペットにならないのは何故なんだろう。やはりデカイ、食費がかさむなどの理由からであろうか。
ならば品種改良をしてパグ位のでかさにしてしまえば良いのだ!う〜ん、こりゃ行けるゾ!ミニチュア・アニマルブーム到来だ!!
これはものすごい商売になるかもしれん。想像してみてほしい。部屋にいる自分の傍らで、小さな豚がテコテコ歩いていたり、小さな牛がモーとか言って呑気にあくびしていたり、小さな馬がパカパカ走りまわっていたり。フ・フ・フ。今日記を読んでるあなた!欲しくなったでしょう!
そこで㈱ミニチュア・アニマル 代表 カタギリは考えた。
まず売り出すには広告が必要だ。羊、やぎ、ペンギン、カバなど、魅力的な商品がたくさんあるが、まずは豚、牛、馬にしぼることにした。 豚のポスターはこうだ。ミニ豚の後ろで飼い主が、ナイフとフォークを持っている。コピーは、「いざとなったら食べれます。」だ。
牛のはミニ牛の乳を飼い主がしぼっている。コピーは「ぎゅう!と小さくしてみました。」でどうだ!
馬は、ミニ馬を部屋で数頭走らせて、「あなただけの競馬もお楽しみいただけます。」なんてどう?「一日人参一本で飼えます。」なんてのもいいな。
これらのポスターを一斉にそこらかしこに張り出す。最初は一頭70万位から売り出そう。金持ち層が他人との差別化をはかって飛び付くであろう。
しばらくしたら15〜30万位にして、庶民層にも売り出す。そのうち全世界にもブームが飛び火するってスンポウだ。
ひー、ヤバイ。そうとう儲かるゾ、こりゃ。後は品種改良をしてくれる人を待つのみだ!おたよりお待ちしてまーす!☆