ハーレーダビットカブ故障！前編

皆さんお久しぶりです。闇の組織からの圧力でやむなく中断してました（さんぽ道）を命の危険を顧みず再会いたします！！ウウッ！ ある休日のことだ。私は愛車のハーレーダビットカブにのり、高円寺に古着を探しに行くことにした。写真をご覧になればわかるが、このカブは見た目もボロイが中身もボロイ。
このカブについて説明させていただくと、買ったのはもう五年前位だろうか。安い中古バイクばかり売っている店の片隅に、ほこりをかぶっておいてあった。この時すでにドイツ軍のような錆び塗装がしてあり、私はビビッときて購入した。値段は￥３９８００だった。アクセルを全開にすると「ひぃ〜、やめてくれ〜」というような音を出し、今にも分解しそう。冬はエンジンがかかりにくいから冬眠という、なかなかカワイイヤツである。
買った時は皆にすぐ壊れるとバカにされたが、なんだかんだもう五年、暖かい日にはぶらぶら街乗りに出かけたり、スタジオに乗って行ったりと大活躍である。
さて、話を元に戻すが、ある休日に高円寺に出かける途中のことだ。環七を走り、高円寺の近くの立体交差店を過ぎた辺りで突然「ガガガガ、ゴキッ！」という激しい音が鳴り始めた。しかもアクセルをふかしてもトロトロとしか走らない。
私は来る時が来たかと思い途方にくれた。しかも私の家は世田谷である。もう高円寺付近まで来てるっちゅうの！迷いながらとぼとば引きずっていると、妙法寺という寺があった。
つづく。