田舎へ帰る

katagiribass2004-09-07


田舎へ帰った。月末から月あたまにかけての帰省だ。うちの田舎は、田舎レベルでいえば75〜80位の田舎だ。(わかりにくいか、、簡単にいえば、かなり田舎ってことだ。ちなみに町にマックや吉野家などはない!) ある日、暇だったので近くの街(田舎レベル55位かなあ。ちょっとしたデパートくらいはある街ね。)でもフラフラしようかと思い、駅に向かった。ところが、電車があと一時間位来ないのだ。(しまった〜!)ウチの田舎では電車は一時間か、一時間半に一本位しかない。こんな基本的なことを忘れてるなんて俺もとんだシティマンになったもんだ! というわけで、方針を変え、自分の育った町を散歩することにした。しばらく歩いていると、さびれまくった商店街にたどりついた。最近は国道沿いの大型店が増え、町中の個人商店はさびれる一方なのだ。 しばらく歩いていると、とんでもなく懐かしいものに出会った。「市」である。毎月一日に行われるもので、野菜や果物、おばさん服などの店がどこからともなく現れる。(一日にやるから「一」かもしれないが、多分「市」だと思う。)めちゃくちゃ懐かしい。
この五十メートルほどの市を、しみじみと歩いてみた。すると大判焼を発見した。ウチではなぜかどら焼きと呼ばれていた。よく祖母が市に行くたびに買ってきてくれ、堀りごたつの中で保温してあったものだ。今考えると昔は電子レンジは普及してなかったんだなあ。しみじみ。 市を離れ、しばらく歩いてみると、子供のころからある道端のお地蔵さん、舗装されてない砂利道などもあり、変わらぬ田舎らしい田舎がとても懐かしく思えた。中途半端に都会ナイズされないことを願う!あ〜、しみじみ。