師匠について

katagiribass2004-07-08


最近犬がカワイイ。子供のころ追いかけられて以来、あまり好きではなかったが、歳をとるごとにカワイイと思うようになった。この犬は近所の犬で、駅からの帰り道でいつもみかける。 前に書いたと思うが、私は肩こりがひどい。原因はいくつかあげられるが、ひとつには普段リラックスしている時があまりないということがあると思う。理想的には集中する時はギュッと集中し、休む時はだらーんとしてリフレッシュするのがいいと思うのだが、そういうメリハリをつけるのが苦手なのだ。常に楽器練習しなきゃ、とか曲つくらなきゃ、などという思いにかられているのだが、全く能率があがらない。最近、そんな私には[脱力]というのがひとつのテーマである。 さて、話がそれたが、さっきの犬である。昼過ぎなどよく昼寝をしているのだが、その脱力っぷりがすごい。呼吸しているので寝てるとわかるが、死んでるような脱力っぷりである。私は思わず膝まづき、「わ、私を弟子にして下さい!」と言った。まあウソだが、その脱力っぷりには美しさすら感じている。仮に毎日の睡眠もこれくらい安らかに眠れればそれだけでもだいぶ
疲れがとれるはずだ。私などは、歯ぎしりや寝言、いびきなどのオンパレードらしい。寝る時まで苦しいのか! まあ、そんな訳でこの犬は私の中では「脱力の師匠」とされている。師匠を飼っている家ではもう一犬飼っている。そいつの話は次回にて。