ラウドネス

katagiribass2004-05-31


 先日暇だったのでブックオフをぷらぷらしていた。百円のまんがを買って、ビールでも飲みながら家で幸せな一時を過ごそうと考えていたのだが、あまり読みたい本もみつからず、とても困っていた。しかたがないので店内をぐるぐるしていると、中古レコードコーナーを発見した。
 早速物色してみると、ジャパニーズメタルの代表格、ラウドネスのレコを発見した。おおう!懐かしい。中学時代を思いだし、甘辛い気持ちになった。一枚百円という世界のラウドネスに失礼な値段だったが、安いことはいいことだと思い購入した。
 購入したアルバムはサンダー・イン・ジ・イーストというアルバムで、まさに海外にラウドネスの名をしらしめた名盤だ。まずジャケット裏面を見て思ったのがメンバーがめちゃ怖い!当時はあまり感じなかったが、今こんな人が街を歩いていたら死ぬ程怖い。時代のなせる技か。まあ、それはさておき、レコードに針を落とす。一曲目のクレイジーナイトのリフが始まる。カッケーッ!やっぱメタルだぜ!メタル史上に残る名リフだ。しかもキャッチーなサビだ。二曲目はライクヘル。直訳すると地獄のように。さすがメタル!地獄とか炎などは必須単語だ。私は中学時代、兄から高崎晃のような変形ギターを譲り受け、まっさきにこの曲のソロをコピーした覚えがある。実に無謀だ。それにしても高崎晃はやっぱウマイなあ。
 と、まあ時間の関係でA面しか聴いてないが、ギターを始めたばかりのことを思いだした。指の皮がむけ、しだいに指先が硬くなっていく。それと同時に上達していくあの充実感...今では忘れてしまった感覚だ。これからは楽器にむかう時は当時のような真摯な気持ちでやらねば、と決意を新たにした。